同人イベントに参加する際、「差し入れって何を持っていけばいいの?」と悩んだことはありませんか?
本記事では、もらって嬉しい差し入れ・NGな差し入れ・マナーの基本などを、3つの専門的な情報源を元に徹底解説。
これからイベント参加を控えている方や、差し入れ初心者の方にぴったりの内容です!
忘れてはいけないのが、どれもこれも「嬉しいかどうかは人による」ということです。
この記事では一般的に喜ばれやすいものとしてを紹介しますが、もちろん相手によって違います。
あくまで好みの情報がわからない相手に無難な差し入れをしたい場合にご活用ください。
差し入れは必要?
必須ではないけど、あると嬉しい
まず大前提として、差し入れは義務ではありません。
「作品を買って読んでくれるだけで十分うれしい」という作家さんがほとんどです。
ただし、差し入れがあると感謝の気持ちや応援の気持ちが伝わりやすく、印象にも残りやすいというメリットがあります。

「わざわざギフトを用意するくらいには好きです」ということは必ず伝わります。
最強の差し入れは「手紙」
どの記事でも共通していたのが、「手書きの手紙は最強」という結論。
- 普段の作品や、同人誌への感想
- 推しポイント(セリフ、展開、表情など)
- 作者自身への応援メッセージ
これらを素直な言葉で伝えるだけで、十分喜んでもらえます。
価格帯別|もらって嬉しいおすすめ差し入れ
【100円前後】気軽に大勢に渡せる“お配り用”
- ティーバッグ1袋(Afternoon Tea、LUPICIA など)
- 使い捨てホットアイマスク(めぐリズム)
- 小袋の入浴剤(バブ、バスクリン など)
- 個包装のお菓子(羊羹、ハリボー、キャンディなど)
軽くてかさばらず、賞味期限や使用期限が長いものがベストです。



【300円以下】”ちょっといいもの”を大人数に
- 有名店の箱菓子(千疋屋、ブールミッシュなど)
- 小袋の入浴剤(クナイプ、空想バスルームなど)

【500円前後】“お礼・感謝”にちょうど良い
- 有名店のプチギフト(キハチ、アンテノールなど)
- ブランド紅茶(LUPICIAのバトンシリーズ)
- おしゃれなパック(ルルルン、ご当地カラーなど)
- 入浴剤セット or アロマ系ギフト
ラッピングやメッセージカードを添えると、さらに丁寧な印象に。
【1000円〜3000円】特別なお礼・大好きな作家さんへ
- 高級茶葉や紅茶ギフト缶(toroa、フォートナム&メイソン)
- クッキー缶や焼き菓子詰め合わせ(ラデュレ、デメル、フィーカ)
- アロマオイルやバスソルトなど、癒し系雑貨
- スターバックスのビバレッジカード(ギフトカード)
ただし、大きすぎる箱や重量があるものは避けましょう。

避けるべき・NGな差し入れリスト
NGレベル | 内容 |
---|---|
高 | ・手作り食品 ・酒類(持ち込み禁止の場合) ・自身の創作物(自身が一般参加の場合) |
中 | ・賞味期限不明の食品 ・常温保存不可の食品 ・大きすぎる物 ・重いもの ・直接的な金券(Amazonギフトなど) |
低 | ・匿名の差し入れ ・割れやすいお菓子 ・液体飲料 ・詰め合わせ食品 ・ハンドクリーム |
差し入れは善意の行動ですが、衛生面やイベント規約、持ち運びやすさに配慮することが重要です。

ハンドクリームは悪くないのですが、ギフトの定番なので「色んな人から貰いすぎて余ってしまう」という声が多く見られます。
差し入れを渡すときのマナーとポイント
まずは怪しくないように
- 賞味期限や使用期限が確認できるものを選ぶ
- 成分表示のあるもの(食品・雑貨ともに)
- できれば差出人名(ハンドルネーム可)を添える

冷たい言い方ですが、相手にとって自分は”身元不明の他人”であるという意識を忘れないようにしましょう。
迷惑にならないように
- コンパクトでかさばらないサイズを心がける
- なるべく軽量で持ち帰りやすいものを選ぶ
- 開場直後などの忙しい時間帯は避けて渡す

売り切れが怖いサークルさんの場合、本を買う→時間を置く→改めて差し入れだけ渡しにいくのがおすすめです。
丁寧な印象を心がけよう
- 清潔感のある包装を心がける
- 無言で渡すのではなく、一言「よかったらどうぞ」など添える
- メッセージカード・手紙などを一緒に渡す
まとめ
同人イベントでの差し入れは、日頃の感謝や応援の気持ちを伝える素敵な手段です。
ただし、渡す相手の負担にならないよう、タイミングや内容、マナーに配慮することが大切です。
個包装された食品や実用的なアイテム、小さなメッセージカードなど、「気持ちが伝わる、さりげない心遣い」が何より喜ばれます。
本記事で紹介したマナーやおすすめアイテムを参考にしながら、あなただけの心のこもった差し入れを選んでみてくださいね。
思いやりのある一手間が、きっと素敵な交流のきっかけになるはずです。