デザインの依頼

同人誌の装丁デザイナーの選び方

Inky-Design 同人誌の装丁デザイン

同人誌の装丁デザイナーの選び方

「同人誌の装丁デザインをデザイナーに依頼したい」と思ったとき、まず一番にやらなければいけないのは「どこに依頼するか」を決めることです。

もちろん「ツイッターで偶然見たデザイナーさんのセンスが好きだったから依頼しようと思った」などの場合はすぐに決まると思います。しかしそうでない場合、近年では同人誌のデザイナーもかなり増えてきており、どこに依頼するべきか簡単には決められないでしょう。

今回は「デザイナーをどうやって選べばいいのか」「どんなポイントに注目して比べればいいのか」をご紹介します。

(そもそも「同人誌の装丁デザイナー」がどこにいるのかわからない場合は、「あのアレどこ」様がまとめているので参考にしてください)

デザインの傾向で選ぶ

どんなデザインを作るのか?

まず注目すべき点は、「そのデザイナーがどんなデザインを作る人なのか」です。

例えば、装丁デザインを依頼したい本の内容が「ほのぼの日常系」だったとします。それならば、当然「ポップでかわいいデザイン」や「ほんわかした穏やかなデザイン」を多数作っているデザイナーに依頼すれば間違いありません。

デザイナーのポートフォリオを覗いたとき、かなり完成度の高いデザインが多数あったとします。それならその人に依頼したいと思うのが当然です。

しかし、ポートフォリオの作品全てが「ダークファンタジー系ジャンルのかっこいいデザイン」だった場合、そのデザイナーに「日常系ほのぼの本にマッチするようなポップで可愛いデザイン」を依頼するのはリスキーです。

デザイナーにも得意分野がある

デザイナーは、基本的に依頼者の好みに合わせて様々なデザインを制作します。可愛いものを作れと依頼されたら可愛いものを作りますし、かっこいいものを作れと言われたらかっこいいものを作ります。

しかし、デザイナーにも「得意分野」があるものです。

「イラストレーターの絵柄」と似たようなものだと考えればわかりやすいかもしれません。(※デザイナーは基本的にはどのような傾向のデザインにもある程度は対応できるため、絵柄ほどの顕著な差はありませんが、ここでは絵柄で例えていきます。)

女性向けの乙女ゲームを制作するとき、普段からイケメンを描くのが上手いイラストレーターに声を掛けると思います。逆に、男性向けの美少女ゲームを制作するとき、児童向けの絵本作家にイラストを依頼することは無いと思います。

デザイナーを探すときも、自分の本が「かっこいい系」だと思ったら、普段からその傾向で制作しているデザイナーを見付けるのが安心です。

ポートフォリオを確認し、その人がどんなデザインを得意としているのかを見極めてから依頼すると良いでしょう。

スケジュールで選ぶ

間に合わなければ意味がない

せっかく装丁デザインを依頼しても、本の発行が間に合わなければ意味がありません。

デザイナーにも都合があるので、「5日後までにデザインを制作してほしい」と依頼をしても、「次の予約は2ヶ月後です」と断られてしまう可能性もあります。

印刷所の締め切りは7日後なのに、それまでに受け入れてくれるデザイナーが1人もいないなんてことにならないよう、デザインを依頼すると決めたらなるべく早くスケジュールの合うデザイナーを探しましょう。

なるべく早めに予約する

前述した通り「いよいよデザインを依頼するぞ」という段階になってから「スケジュールに空きのあるデザイナーが見つからない」なんてこともありえます。

そのため「デザインを依頼する」と決めたら、できるだけ早くお問い合わせをしましょう。お問い合わせをしたら必ず依頼しなければならないということもありませんので、気になっているデザイナーには声を掛けてみましょう。

※中には定期的に「次の予約は○○日から受け付けます」と期間を設けているデザイナーもいるので、その場合はそのデザイナーのやり方に合わせてください。

予約できる最低ライン

デザイン依頼を予約しようにも、何も決まっていなければ予約はできません。しかし原稿が完成している必要はなく、ある程度の情報さえあれば制作を進めることが可能です。

予約に必要不可欠な情報

・本のサイズ
・納品希望日
・お話の傾向
・デザインのイメージ
・大体の背幅(例:「かなり厚くなる予定」) など

予約時点では必要のない情報

・正確な背幅
・正確な記載情報
・印刷所 など

OKな例・NGな例

OK:「○○」という本を○月に発行予定です。文庫本サイズで、そこそこ厚めになります。ジャンルは○○でシリアスなお話です。
NG:○○月頃になにか本を出したいと思ってるので予約希望です。詳細はあとで決めるので決定したら連絡します。

価格で決める

予算を設定する

「同人誌の装丁デザインをデザイナーに依頼したい」と思っている時点で、おそらくあなたは趣味を大切にできるタイプの方でしょう。

しかし日常生活にもお金が掛かります。趣味活動に限りない投資ができるかと言われたら、それは難しいですよね。

印刷費や送料、イベント参加費など、同人活動にもお金が掛かります。それをトータルで考えたときに「デザイン料はいくらまで出せるか」をよく考えましょう。

デザインには価格差がある

デザイン料はデザイナーによって大きな差があります。同人誌の装丁デザインを受けているところだけでも、「学生が趣味でやっているところ」と「プロのデザイナーが受けているところ」では10倍以上の価格差が生まれることもしばしば。

「①デザインの傾向で選ぶ」で述べた通り、デザイナーには得意分野があるので、デザイン料が高ければ高いほどイメージ通りのデザインをしてもらえるわけではありません。

「いくら気に入ったデザイナーだからと言って50万出すのは厳しい」「いくら安いからと言って完成度が低いデザインは困る」など、色々な側面から考えて自分に一番合った価格帯のデザイナーを探しましょう。

まとめ

以上、「装丁デザイナーの探し方」をまとめました。

デザインの依頼をすると決めたらなるべく早く依頼することが大切ですが、そもそも原稿の進捗状況があまりにも悪ければ依頼するのは難しいです。

しかしデザイナーは「表紙のことは任せてください、その間に本文に集中してください」という気持ちで制作しています。決まっていないことが多くても依頼は可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

デザインのご依頼を受け付けております

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